【公募終了】筑波大学・DAADパートナーシッププログラム2022-2023

2021.11.12

筑波大学はドイツ学術交流会(DAAD)と協力し、「筑波大学・DAADパートナーシップ・プログラム」を実施しています。これは、筑波大学所属の研究者とドイツの大学や研究機関所属の研究者が行う優れた共同研究に対して、人的交流のための資金提供を行うプログラムです。本プログラムにより筑波大学は、ドイツの教育・研究機関との長期的協力関係を促進し、新たなパートナーシップの開拓や既存のパートナーシップの強化を目指しています。

令和4年度筑波大学・DAADパートナーシップ・プログラムの公募が開始されました。詳しくは下記の公募要領をご確認ください。

公募要領_筑波DAADパートナーシッププログラム2022-2023

Form1_AbstractTsukuba-DAAD-2022

Form2_Tsukuba-DAAD申請書_R4

Form3_Project description_日独共通レジュメ

Form4_Project planning overview_日独共通レジュメ

Guide to Results-oriented Project Planning and Monitoring (RoM)

プログラム実施スケジュール(2022年度公募)

8月24日 プログラム公募開始
10月1日 Eプログラム公募締切
11月 筑波大学・DAADによる共同審査実施
1月 申請者への審査結果通知

*※スケジュールは実施年度により変更になる可能性があります。

 

よくあるご質問

カテゴリー 番号 ご質問 回答
申請
申請書の提出
申請可能な期間・金額
プロジェクト参加資格
1 応募にあたっては、日独両方で申請書を提出する必要があるのでしょうか。 はい。

筑波大学側申請者は筑波大学の対応支援室に、ドイツ側申請者はDAADにそれぞれ申請書を提出していただく必要があります。双方の申請内容にはシンメトリー性が求められるため、プロジェクトの内容や実施期間にずれがある場合は修正が求められます。どちらか一方からしか申請が行われなかった場合は、そのプロジェクトは審査の対象外となります。

2 申請書は何語で書けば良いのでしょうか。 申請書に使用できる言語は、日本側申請では日本語または英語、ドイツ側申請ではドイツ語または英語です。

日本側申請書には一部、日英(または日独)併記を求められる項目もありますので、言語指定の注意書きをよくご確認の上ご記入ください。いずれの場合も、双方で共同作成した英語によるレジュメを、筑波大学・DAADのそれぞれに提出していただきます。

3 過去に本プログラムに採択されたことのある申請者が、翌年度以降再度応募することは可能でしょうか。 可能です。

ただし、過去に採択されたものと同一の研究テーマによる再申請の場合は、それまでの研究で生じた成果が分かるような資料を申請書と併せて提出し、なぜ同一の研究が継続される必要があるのかを説明していただくことが求められます。

4 申請可能な金額について教えてください。 プロジェクト初年度には、筑波大学側で1件あたり最大1,500,000円まで、ドイツ側では1件あたり最大15,000ユーロまでの資金が提供されます。

この上限を超える金額での申請はできません。2年目の提供金額は、初年度に採択された金額の半額以下となります。

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5 筑波大学以外の日本の大学や研究所に所属している研究者が、本プログラムに採択されたプロジェクトに参加することは可能でしょうか。 はい。

筑波大学以外に所属している研究者であっても、プロジェクトにメンバーとして参加していただくことは可能です。

ただし、学外の研究者に対しては本プログラムからの資金提供はされませんので、ドイツ側パートナーとの共同研究を行う際の旅費等は、所属機関の財源や自費等から別途ご用意いただく必要があります。

6 特別研究員として筑波大学に在籍している研究者がプロジェクトに参加する場合は、旅費等の支給対象者となりますか。 はい。

本学の博士課程特別研究員については、旅費の支給対象となります。

その他、学外からの研究助成金等を得て本学に在籍している者(例:日本学術振興会の特別研究員や外国人特別研究員等)も本プログラムとしては旅費の支給対象としますが、出張及び旅費受領の可否については、助成機関側のルールをよく確認の上、その指示に従ってください。(助成機関の規定によっては、実費相当の旅費のみ受け取り可(日当受領不可)の場合や、海外渡航の際に助成機関への届け出が必要な場合があります。)

採択
採択結果
採択基準
過去の採択プロジェクト
7 申請したプロジェクトが、ドイツ側・日本側のどちらかのみで採択されるというケースはありますか。 いいえ。

申請していただいたプロジェクトが、日独どちらかだけで採択されるということはありません。必ず対応する日独の申請がセットで採択されます。

8 採択プロジェクトはどういった基準で選ばれるのでしょうか。 申請していただいたプロジェクトは、下記の基準及び「SMART 基準*(Specific, Measurable, Attainable, Relevant and Time-bound)」を考慮したものであるか評価されます。

*参考:“Guide to Results-oriented Project Planning and Monitoring” Chapter 2

  • 研究計画の学術的観点からの評価
  • 長期的な双方向協力に向けて期待される効果
  • 相手方協力者の研究参加が必要な理由
  • 説得力のある交流・訪問計画
  • 訪問回数や期間に関する申請経費の妥当性 ・若手研究者(修士・博士課程の学生及び博士号取得後原則として 5 年以内の研究者)とリーダー研究者 の参加バランス
  • 若手研究者の教育にとっての意義

また、延長申請(過去に採択された研究プロジェクトでの再度の申請)をする場合は、下記についても評価基準となります。

  • 前回の共同研究が成功であったことの証明(報告書、出版物など)
  • 研究を継続する目的の詳細及び、継続することにより期待される利益

ドイツ側も同様の基準により選考を行い、日独合同の委員会の協議を経て採択プロジェクトが決定されます。

なぜ日独で共同研究する必要があるのか説得力に欠けたり、若手研究者の予定参加数が少なかったりする場合は、評価が低くなる傾向にあります。

9 採択されたプロジェクト資金はいつごろ配分されるのでしょうか。 プロジェクト資金の配分については、4月中旬から5月頃に当該年度学内予算が財務部から国際室へ配分され、5月中旬頃に国際室から申請者の所属部局に再分配される形で行われます。

配分された資金を利用して出張を行う際の手続きについては、所属部局の会計担当にご確認ください。

10 過去に採択されたプロジェクトについて知ることはできますか。 はい。

過去の採択プロジェクト一覧とプロジェクト報告書は、本ページに掲載されております。より詳しい情報が必要な場合は、ボンオフィスまでメールでお問い合わせください。

採択後のプロジェクト内容変更
11 プロジェクトの代表者が筑波大学から転出となった場合、どのような手続きをすれば良いでしょうか。 プロジェクト代表者が筑波大学から転出する場合には、代表者を筑波大学所属の別の研究者に変更していただく必要があります。

新たな代表者が任命されない場合は、プログラムは中止となりますのでご注意ください。

代表者変更の際は、プロジェクト内容変更届に必要事項を記入のうえ、ボンオフィスのアドレス宛に送付してください。

12 筑波大学側のプロジェクト参加者やドイツ訪問期間が変更となる場合には、どのような手続きをすれば良いでしょうか。 プロジェクト参加者やドイツ訪問の期間が当初申請時から変更になる場合には、変更内容を届け出ていただく必要があります。

プロジェクト内容変更届に必要事項を記入のうえ、ボンオフィスのアドレス宛に送付してください。

プロジェクト終了後の報告
13 本プログラムによるドイツ訪問の終了後にはどのような手続きが必要でしょうか。 ドイツ訪問ごとの予算支出報告と、年度末に当該年度の活動をまとめた最終報告書を提出して頂く必要があります。

 

過去の採択課題
平成26年度
1 課題名 量子ビームを用いた高効率太陽電池の研究
代表者 筑波大学側:上殿明良 教授(数理物質系)

ドイツ側:Prof. Dr. Roland Scheer(ハレ大学)

2 課題名 次世代がん粒子線治療の確立に向けた国際比較
代表者 筑波大学側:櫻井英幸 教授(医学医療系)

ドイツ側:Prof. Dr. Wolfgang Sauerwein(デュースブルク-エッセン大学)

3 課題名 六脚類(広義の昆虫類)のグラウンドプラン、高次系統の再構築

-比較発生学、形態学とファイロゲノミクスの統合-

代表者 筑波大学側:町田龍一郎 教授(生命環境系)

ドイツ側:Prof. Dr. Rolf Beutel(イエナ大学)

4 課題名 日独通訳・翻訳をめぐる専門用語辞典編集と等価表現研究(2)
代表者 筑波大学側:相澤啓一 教授(人文社会系)

ドイツ側:Dr. Asa-Bettina Wuthenow(ハイデルベルク大学)

平成27年度
1 課題名 日本の近代化における伝統の継承と再構築をめぐる日独共同研究
代表者 筑波大学側:平石典子 准教授(人文社会系)

ドイツ側:

平成28年度
1 課題名 エネルギー変換や光活性メタマテリアルのための革新的ナノ材料の開発
代表者 筑波大学側:山本洋平 准教授(数理物質系)

ドイツ側:Dr. Tobias Teckentrup(デュースブルク-エッセン大学)

2 課題名 エネルギー政策・言説の日独地域比較
代表者 筑波大学側:タック川﨑レスリー 准教授(人文社会系)

ドイツ側:Prof. Dr. Miranda Schreurs(ベルリン自由大学)

3 課題名 マイクロホンアレーを用いた音情景解析の研究
代表者 筑波大学側:牧野昭二 教授(システム情報系)

ドイツ側:Prof. Dr. Walter Kellermann(エアランゲン-ニュルンベルク大学)

平成29年度
1 課題名 グリーンテクノロジーのための日本-ドイツ共同研究

– 太陽電池,パワーデバイス及び低消費電力デバイスの研究 –

代表者 筑波大学側:上殿明良 教授(数理物質系)

ドイツ側:Prof. Dr. Reinhard Krause-Rehberg(ハレ大学)

2 課題名 革新的双安定性化合物の創成
代表者 筑波大学側:大塩寛紀 教授(数理物質系)

ドイツ側:Prof. Dr. Franz Renz(ハノーファー大学)

3 課題名 インクルーシブ教育における特別支援学校の専門機関としての役割と課題

-日本とドイツ・バイエルン州の特徴的な実践をもとに-

代表者 筑波大学側:鄭仁豪 教授(人間系)

ドイツ側:Prof. Dr. Annette Leonhardt(ミュンヘン大学)

平成30年度
1 課題名 インクルーシブ教育システムの開発:日独の理論的枠組みと実践の比較を中心に
代表者 筑波大学側:柿澤 敏文 教授(人間系)

ドイツ側:Prof. Dr. Sven Degenhardt(ハンブルク大学)

2 課題名 シアノバクテリアの新規グリコール酸代謝経路の検討
代表者 筑波大学側:鈴木 石根 教授(生命環境系)

ドイツ側:Prof. Dr. Martin Hagemann(ロストック大学)

3 課題名 大規模物質・デバイス設計シミュレーションを目指した第一原理計算コードの開発
代表者 筑波大学側:小野 倫也 准教授(計算科学研究センター)

ドイツ側:Researcher Paul Baumeister(ユーリッヒ研究機構)

平成31年度
1 課題名 プラズマと材料表面計測を組み合わせたプラズマ・材料相互作用の理解と制御のための日本-ドイツ共同研究
代表者 筑波大学側:坂本 瑞樹 教授(数理物質系)

ドイツ側:Prof. Dr. Uwe Czarnetzki (ルール大学ボーフム校物理天文学部 ユーリッヒ総合研究機構エネルギー・気候研究所)

2 課題名 視覚系における情報処理と知覚の柔軟性 — 皮質における適応計算の理解に向けて
代表者 筑波大学側:酒井宏 教授(システム情報系)

ドイツ側:Dr. Udo Ernst(ブレーメン大学)

3 課題名 欧州とアジアにおける天候レジーム: 季節内スケールの予測可能性(WEASP)
代表者 筑波大学側:松枝未遠 助教(計算科学研究センター)

ドイツ側:Dr. Christian Grams(カールスルーエ工科大学)

令和元年度
1 課題名 インクルーシブ教育を支える多職種専門家チームとその機能:日独国際比較 の観点から
代表者 筑波大学側:宮内久絵 助教(人間系)

ドイツ側:Prof. Dr. Sven Degenhardt(ハンブルク大学)

2 課題名 日本とドイツにおける人工内耳装用児の言語発達を支えるリハビリテーションに関する比較調査研究
代表者 筑波大学側:鄭仁豪 教授(人間系)

ドイツ側:Prof. Dr. Dr. habil. Annette Leonhardt(ルードヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン)

3 課題名 和周波発生分光と自由エネルギー計算の融合によるタンパク質折りたたみ過程に対する脂質の電荷、パッキング、ヘッドグループの影響
代表者 筑波大学側:重田育照 教授(計算科学研究センター)

ドイツ側:Prof. Dr. Mischa Bonn(マックス・プランク高分子科学研究所)

「JANETフォーラム2021」の企画・運営事務を担当

2021.11.12

JANET(Japan Academic Network in Europe)とは、主に欧州に拠点を持つ日本の大学・学術機関による日欧の学術情報交換を目的とした組織です。

2015年に日本学術振興会(JSPS)ボン研究連絡センターの小平桂一センター長と本学の永田恭介学長の呼びかけにより発足し、現在では約30の大学・学術機関が参加しています。

ボンオフィスは2016年度に加え、2021年11月に「JANET フォーラム 2021」(ケルン日本文化会館のオンライン共催)の企画や運営事務を担当いたしました。

「JANET フォーラム 2021」詳細は下記リンク先をご参照ください。

【短期留学プログラム情報】ハンブルク大学サマースクールのご案内

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2018.01.30

2018年7月にハンブルク大学にて、気候・環境学、医療経済学、物理学の3つの分野に関するサマースクールが開催されます。

各専門分野についての英語の授業のほか、ハンブルク市内ツアーや博物館訪問等の課外活動、ドイツ語の語学コースを履修できるプログラムです。 修士課程及び博士課程の学生が対象(医療経済学および物理学分野のコースには学群4年生も応募可)で、参加費用は2,900ユーロ(宿泊先を自身で手配する場合は950ユーロ。いずれも渡航費は別)です。詳しくは下記ハンブルク大学のウェブサイトをご覧ください。

Climate Change
Health Economics
Particles, Strings & Cosmology

本学からの参加者には割引費用が適用となる可能性がありますので、ご応募をお考えの方はボンオフィスお問い合わせフォームよりご連絡ください。

【短期留学プログラム情報】ボン大学サマースクールのご案内

2018.01.30

2018年7月から8月にボン大学にて、ドイツ語・ドイツ文化、開発政策、知的財産の3つの分野に関するサマースクールが開催されます。

参加費用は開発政策コース、知的財産コースが760ユーロ、ドイツ語・ドイツ文化コースのみ775ユーロ(いずれも渡航費用・宿泊施設・食事費用は別)です。詳しくは下記ボン大学のウェブサイトにてご確認下さい。

German Language and Cultural Studies
Development Policy
Intellectual Property

応募をお考えの本学学生は、ボンオフィスお問い合わせフォームよりご連絡ください。

ドイツおよび近隣国のインターナショナルスクールにて大学説明会を実施

2017.12.04

11月7日から12月4日にかけて、ドイツおよび近隣国のインターナショナルスクール7校において大学説明会を実施しました。

フランクフルトでは本学単独での開催、ミュンヘン、ブリュッセル、パリ、ロンドンの4校では早稲田大学と、デュッセルドルフ、アムステルダムの2校では上智大学との合同開催となった本説明会には、合計約160名の生徒・保護者の方々にお集まりいただき、大学の概要や国際バカロレア特別入試などの海外の高校に所属する生徒向けの入試制度について説明を行いました。説明会終了後には質疑応答の時間が設けられ、各大学に対し熱心な質問が寄せられました。

ドイツ・デュッセルドルフにおいて筑波大学同窓生会合を開催

2017.11.28

11月28日にドイツ・デュッセルドルフ市内において,筑波大学同窓生会合を開催しました。

欧州最大級の日本人街デュッセルドルフで行われた本会合には,ドイツおよび近隣国在住の本学卒業生,本学への留学経験のある帰国留学生,ドイツ留学中の本学学生など合わせて40名以上が集まりました。
相澤啓一ボンオフィス所長による,このような会合を通して海外で活躍する卒業生と在学生のつながりをより一層強め,学生へのインターンシップの機会の提供などにも繋げていきたいとの挨拶で幕を開けた本会合は,終始和やかな雰囲気で行われ,国籍・世代の垣根を超え,本学の卒業生,在学生,帰国留学生が交流を深める大変有意義な機会となりました。

また,会合に先立ち,ケルン大学及びデュッセルドルフ大学から本学へ留学予定のドイツの学生6名に対し渡日前説明会が実施され,必要な手続きや筑波大学での学生生活等について説明が行われました。

ベントン副学長がJANET FORUM 2017に参加

2017.11.23

11月23日にドイツのフライブルク大学において行われたJANET FORUM 2017に,本学のベントン キャロライン F.副学長(国際担当),大根田修国際室長,相澤啓一ボンオフィス所長が参加しました。JANET(Japan Academic Network in Europe在欧日本学術拠点ネットワーク )とは,主に欧州に拠点を持つ日本の大学・学術機関による日欧の学術情報交換を目的とした組織です。

昨年本学が主催した第1回フォーラムに引き続き,JANETの第2回目の合同イベントとなった本フォーラムは,名古屋大学が主催機関,フライブルク大学がホスト機関となって開催されたものです。70名を超える日本及び欧州の学術関係者が集まり,日欧の学術・研究交流をテーマとして講演や意見交換が行われました。大学紹介セッションでは,ベントン副学長が本学の先進的な研究の数々について紹介をし,参加者の注目を集めました。

筑波大学は幹事会メンバー機関の一つとしてJANETの運営に積極的に関与しており,今後もその活動を通して日欧学術交流の活性化に寄与していきます。

ドイツ・ボン大学から学長一行が来訪

2017.10.05

10月5日,Michael Hochボン大学長一行が来訪し,永田恭介学長を表敬訪問されました。ボン大学のあるドイツのボン市は,ドイツ学術交流会(DAAD)やドイツ研究振興協会(DFG),JSPSボンセンターが設置されている学術首都であり,本学もボンオフィスを設置しています。

ボン大学と本学は2011年の全学的な協定締結以来,日独韓共同修士課程(TEACHプログラム)をはじめとする活発な研究・学生交流を続けています。今回はボン大学から,国際担当副学長や,医学・生命科学系の学部長を中心とする総勢11名の教職員一行が本学を訪問され,永田学長やベントン・キャロライン・ファーン副学長(国際担当)と意見交換を行いました。とりわけ医学・生命科学分野におけるさらなる共同研究や学生交流を進めたいとの立場から,2018年に予定されている創立200年を迎えるボン大学の行事に招待いただき,今後本学において具体的に検討することとなりました。

その後,藻類バイオマス・エネルギーシステム開発研究センター(ABES)及び国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)を視察され,予定時間を超える熱心な質疑応答が続きました。今回の来訪を通じて,両大学間交流のさらなる深化・拡大が期待されます。

ボーフム市長・ボーフム大学副学長一行が来訪

2017.10.02

10月2日,トマス・アイスキルヒ ボーフム市長およびウタ・ホーン ボーフム大学副学長,ボーフム経済振興公社のグレゴリー・ラル一行が,永田恭介学長を表敬訪問されました。ドイツのルール地方の中心にあるボーフム市は,かつて炭鉱の町として知られていましたが,1970年代の炭鉱の閉鎖に伴い,学術都市として生まれ変わりました。つくば研究学園都市とは人口規模,学術研究を推進している点など共通点が多くあります。一行は,本学を訪問後に,つくば市役所に於いて五十嵐立青つくば市長と,少子高齢化問題や保育,地域の活性化等について意見交換が行われました。

本学は,ボーフム大学と都市計画を中心テーマとするシステム情報系との部局間協定を2007年に始め,その後2016年に全学協定として,学術研究交流協定を締結し学生・研究者交流を行っています。さらにボーフム市には,ロボットスーツHALの欧州展開の拠点であるサイバーダイン・ケア・ロボティックス社を設置する等,大学間を超えた交流を行っています。今回の来訪を通して,更なる交流拡大が期待されます。

つくば市内にてデュッセルドルフ大学コーラスグループ UNICHORが公演

2017.09.25

9月25日につくば市内のイベント会場カピオホールにて,デュッセルドルフ大学コーラスグループ UNICHORによるコーラス公演が開催されました。本公演は,2016年の筑波大学とデュッセルドルフ大学の協定締結を記念して企画されたもので,本学のTsukuba Global Science Week 2017の一環として,また,UNICHORのアジアツアーの一環として開催されました。

当日は本学ボンオフィス所長の相澤啓一教授(人文社会系)が司会進行および,デュッセルドルフ大学のアンドレア・フォン・ヒュルゼンエッシュ副学長(Prof. Andrea von Hülsen-Esch)とUNICHOR指揮者のジルケ・レーア氏(Ms. Silke Löhr)からの挨拶の日独通訳を務めました。デュッセルドルフ大学の学生や教職員によって構成されるUNICHORが披露した美しい歌声は,集まった170名以上の聴衆を魅了しました。

公演に先立って,フォン・ヒュルゼンエッシュ副学長が本学のベントン・キャロライン・ファーン理事・副学長(国際担当)を表敬訪問し,両学の今後一層の交流拡大について意見を交わしました。