日本留学海外拠点連携推進事業 地域別ウェビナー(ロシア・CIS地域)

2021.12.7

2021年12月7日、独立行政法人日本学生支援機構が国内高等教育機関向けに「日本留学海外拠点連携推進事業」地域別ウェビナー(ロシア・CIS地域)を開催しました。筑波大学と共同採択校である北海道大学がからは笹山啓助教が「日本留学海外拠点連携推進事業(ロシア・CIS地域)」について、二ノ宮崇司コーディネーター(カザフ国立大学教員)が「カザフスタンの教育事情」についてそれぞれ発表を行いました。二ノ宮教授は発表においてカザフスタンの教育事情ではカザフスタンの初中等教育事情 (11年教育)、留学事情 (ロシアへの留学者が多い) ということについてや、またアルマトイティオフィスと日本の大学の関係、(カザフ国立大学の例を用いて)カザフスタンの日本語教育機関の特徴について説明しました。参加者からは「現地の高等教育機関への進学率や富裕層の割合はどれくらいか?」、「ロシア・CIS地域で大学の広報をするときどのようなアプローチが効果的か?」といった質問が寄せられました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/27752/

(文責:二ノ宮崇司、Nurelova Asiya)

外国人教員との国際交流会(アルファラビ・カザフ国立大学側開催)

2021.12.6

2021年12月6日、アルファラビ・カザフ国立大学のZhanseit Tuymebaev学長が外国人教員と交流会を開きました。この交流会には世界30か国からの教員、研究者が参加し、筑波大学からは二ノ宮崇司 (アルファラビ・カザフ国立大学教授、アルマティオフィス・コーディネーター) が参加し、両大学間の教育・研究交流について発表しました。カザフ国立大学と筑波大学との交流は15年前に遡ります。その間に、両大学の多くの学生が留学をして、相手の大学で学びました。現在、カザフ国立大学はCampus-in-Campusプロジェクトに参加しており、今まで以上に強いパートナーシップを作ろうとしています。発表の最後に、2021年から両大学の教員が取り組んでいる観光日本語プロジェクトについて紹介しました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/27750/

(文責:二ノ宮崇司)

教育方法に関する国際学術セミナー

2021.11.21

2021年11月21に、語学教育方法に関する学術セミナーがカザフ国立大学準備学部によって開催されました。。日本、カザフスタン、キルギス、トルコの語学教師たち語学の教育方法、教材などについて発表しました。アルマティオフィスからは二ノ宮崇司 (カザフ国立大学教員) が参加し、筑波大学の小野正樹教授と共同で進めている観光日本語プロジェクトを紹介しました。このプロジェクトでは東芝国際交流財団の支援のもと、カザフスタンの日本語学習者のために観光日本語のオンラインコースを作成することを目的としています。コースの中で学習者達は「文型練習」、「聴解練習」、「会話練習」などを行います。このプロジェクトでは特にガイドのスキルとして大事な「説明練習」、そして学習者達が既に知っていると思い込んでいるカザフスタンの常識を再発見する「調べて発表」に重点を置いています。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/27749/

(文責:二ノ宮崇司、Nurelova Asiya)

キルギス・カザフスタン日本センター主催の留学フェア

2021.11.13

キルギス及びカザフスタンの日本センターと日本留学海外拠点連携推進事業(ロシア・CIS地域)が2021年11月13日―19日の期間、日本留学フェアを共催しました。日本から計18校の大学及び日本語専門学校がフェアに参加し、1300人を超えるキルギスとカザフスタンからの参加者に、日本留学に関する情報を提供しました。筑波大学からは笹山啓助教、及び国際室スタッフ、二ノ宮崇司 コーディネーター(アルマトイオフィス、カザフ国立大学)、モズグノヴァ・アレクサンドラ (モスクワリエゾンデスク) が参加し、筑波大学における学部及び大学院のプログラム (医療科学、情報、国際関係、公衆衛生など)、入学するための日本語、あるいは英語レベル、奨学金の獲得方法について説明しました。筑波大学のブースには約80名の参加者が訪れました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/27753/

(文責:二ノ宮崇司、Nurelova Asiya)

キャリアデザイン入門(アルマティオフィス、カザフ国立大学の紹介)

2021.11.9

2021年11月9日、筑波大学の科目のひとつである「キャリアデザイン入門」の一環として、二ノ宮崇司 (筑波大学アルマトイオフィス・コーディネーター、カザフ国立大学招聘教授) が「海外で学ぶこと・働くこと:筑波大学アルマトイオフィスとのライブ中継」と題して、筑波大学の約70名の学生に対して、カザフスタン、アルマトイオフィスの活動、カザフスタンの社会・大学における新型コロナウイルス感染症の影響などについて説明しました。当日、カザフ国立大学のAisautova Aibany (学部4年生)、Zhalmykhambet Sholpan (学部4年生) とKanapiya Aitolkyn (修士2年生) もが日本語を勉強したきっかけ、自分の将来像について語ってくれました。筑波大学の学生からは、「日本とカザフスタンの共通点は何か?」「日本語を学習していて、何が難しいのか?」「カザフスタンはどんな社会的問題を抱えているのか?」といった質問が寄せられました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/27751/

(文責:二ノ宮崇司、Nurelova Asiya)

ボラシャク財団主催の国際教育展

2021.10.29

2021年10月26 – 29日の期間、ボラシャク財団が主催する国際教育展が開催されました。筑波大学からは笹山啓コーディネーター助教と八尋タチアナ氏 (国際室)、二ノ宮崇司 (カザフ国立大学・教授、アルマトイオフィスコーディネーター)、モズグノヴァ・アレクサンドラ (モスクワリエゾンデスク) が参加し、日本の大学・大学院への入学方法などについて説明しました。参加者からは、建築、石油等のエネルギー、国際関係の分野での英語プログラム、Mext文部科学省国費奨学金に応募する方法などについて質問があった。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/27754/

(文責:二ノ宮崇司、Nurelova Asiya)

「社会的要請に対応可能な日本語教師養成の拠点形成事業」国際学術オンライン会議「カザフスタンと東洋の国々―その過去、現在、未来―」

2021.05.20

2021年5月20日、カザフ国立大学東洋学部と筑波大学が国際学術オンライン会議を開催しました。「カザフスタンと東洋の国々―その過去、現在、未来―」というテーマで、カザフスタン、日本、ウズベキスタンの研究者が発表を行いました。当日、約30名の研究者が参加し、筑波大学からは「社会的要請に対応可能な日本語教師養成の拠点形成事業」プロジェクトリーダーで、アルマトイオフィス所長でもある小野正樹教授、人文社会系伊藤秀明助教が「筑波ウェブコーパス 入門編」について講演をし、また同じく人文社会系ルート・ヴァンバーレン准教授が「日英蘭対照研究の観点から見る『常識 』の定義」について研究発表を行いました。アルマトイオフィスからは二ノ宮崇司コーディネーター(カザフ国立大学教員)が「日本語母語話者とウズベキスタン日本語学習者、カザフスタン日本語学習者による禁止表現」についての研究発表を行いました。

https://www.kaznu.kz/en/25394/page/

(文責:二ノ宮崇司、Nurelova Asiya)

東洋学オリンピック2021

2021.04.26

2021年4月26日、カザフ国立大学東洋学部主催のもと、「東洋学オリンピック2021」が開催されました。カザフスタンの大学の東洋学部で東洋諸国の社会、歴史、文化を学んでいる学生が日頃の勉強の成果を示す場として、東洋学オリンピックが毎年開催されます。カザフ国立大学3年生のSushy Aruzhanさんは「日本とカザフスタンの国際関係」というテーマで発表を行い、1位を獲得しました。成績優秀者には賞状だけでなく、大学、企業などから賞品も贈られました。筑波大学は協賛という形で、弁論大会の参加者に景品を提供しました。

https://www.kaznu.kz/en/25397/page/

(文責:二ノ宮崇司)

Begin group主催のオンライン教育展への参加

2021.04.21

2021年4月21日、筑波大学は「日本留学海外拠点連携推進事業(ロシア・CIS拠点)」の活動の一環として、Begin group主催のオンライン教育展(カザフスタン、キルギス、ウズベキスタンの学生向け)に参加しました。国際室スタッフの他、アルマトイオフィスから二ノ宮崇司が参加し、日本の大学、大学院への留学方法などについて説明しました。当日、世界中から約60機関が出展しました。Study in Japanブースには約130名の参加者が訪れ、参加者たちからは、「ウズベキスタンの初中等教育を11年受けた後、日本の大学に入ることができるのか?」「修士課程に奨学金付きで勉強できるプログラムはあるのか?」「国際関係あるいはファイナンスを勉強できる修士のプログラムはあるのか?」といった質問がありました。

https://www.kaznu.kz/en/25398/page/

(Contributors: Takashi Ninomiya)

「社会的要請に対応可能な日本語教師養成の拠点形成事業」国際学術オンライン・カンファレンス

2021.04.16

2021年4月16日、ウズベキスタン国立世界言語大学がInternational scientific-practical online conferenceを開催しました。「パンデミック時代の外国語教授法」というテーマのもと、ウズベキスタン国内外の研究者が発表を行いました。当日、約80名の研究者が参加し、筑波大学からは「社会的要請に対応可能な日本語教師養成の拠点形成事業」プロジェクトリーダーで、アルマトイオフィス所長でもある小野正樹教授が「新時代のための日本語コミュニケーション能力の変革」について講演をしました。また、二ノ宮崇司アルマトイオフィスコーディネーター(カザフ国立大学教員)もワークショップに参加しました。

https://www.kaznu.kz/en/25395/page/

(文責:二ノ宮崇司)