第23回カザフスタン日本語弁論大会

2021.03.21

2021年3月13日、カザフスタン日本語教師会、在カザフスタン日本国大使館の共催のもと、第23回カザフスタン日本語弁論大会が開催されました。カザフ国立大学、カザフ国際関係外国語大学、ユーラシア国立大学、市川アルマティ教室、カザフスタン日本人材開発センターの学生16名が大会に参加し、日本語でスピーチを行いました。一位はZhuasbai Hurshatさん(カザフ国立大学)の「もったいない」、二位はPanfiliy Aleksandrさん(カザフスタン日本人材開発センター)の「自制と精神の成長」、三位はZhumageldina Aruzhanさん(カザフ国際関係外国語大学)の「トイレの神様が教えてくれたこと」でした。筑波大学は協賛という形で、弁論大会の参加者に景品を提供しました。

https://www.kaznu.kz/en/25396/page/

(文責:二ノ宮崇司、Borankulova Samal)

筑波大学内に「アルファラビセンター」を開所

2020.12.22

2020年12月22日、筑波大学内においてAl-Farabi Centerの開所式が行われました。2007年にカザフ国立大学と筑波大学の間で学術交流協定結ばれ、両大学間の教育、研究、文化交流が始まりました。2019年には、Campus-in-campusプログラムの協定が結ばれました。そのプログラムのもと、カザフ国立大学のオフィスが筑波大学内に設置されることになりました。カザフ国立大学はこのオフィスをAl-Farabi Centerとして活用し、東洋の偉大な思想家であるAl-Farabiの思想に従って、両大学間の教育・研究交流を発展させることを目指しています。

開所式では、筑波大学の永田恭介学長、駐日カザフスタン大使館Yerlan Baudarbek-Kozhatayev大使、アルファラビ・カザフ国立大学のGalimkair Mutanov学長が祝辞を述べました。Mutanov学長からは「アブー・ナスル・アルファラビの生誕1150周年という節目にAl-Farabi Centerを開設できたことをうれしく思う」という発言がありました。

テープカット・セレモニーの後、カザフ国立大学のAliya Massalimova哲学・政治学部長が「アブー・ナスル・アルファラビと人類の知恵に対する彼の貢献」というテーマで講演を行い、Mukhambetkali Burkitbayev第一副学長が閉会の辞を述べました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/24139/

(文責:二ノ宮崇司、Borankulova Samal)

「ナザルバエフ インテレクチュアル・スクール」オンライン講義を開催

2020.12.14

2020年12月14日、筑波大学とカザフ国立大学がオンライン形式でナザルバエフ知的学校に対して、出張授業を行いました。

当日、約90名の生徒とその保護者が参加しました。日本留学海外拠点連携推進事業(ロシア・CIS地域)コーディネーターの笹山啓助教(国際室)が日本の大学で勉強する魅力、筑波大学のプログラムについて説明しました。また同じく国際室の伊藤広宣教授が知的学校の生徒のために、日本語のミニ講義を実施しました。

カザフ国立大学のBorankulova Samal上級講師と二ノ宮崇司コーディネーターがカザフ国立大学東洋学部日本語講座を紹介し、カザフ国立大学から日本の大学へ留学する方法について説明しました。生徒からは、ITの専門分野を勉強できるのか、筑波大学に入るにはどんな試験があるのか、外国人への奨学金はあるのかといった質問が寄せられました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/24138/

(文責:二ノ宮崇司、Borankulova Samal)

「社会の要請に応える日本語教師養成拠点形成」プロジェクト キックオフ・シンポジウム開催

2020.11.14

2020年11月14日、キックオフシンポジウム「社会的要請に対応可能な日本語教師養成の拠点形成」がオンライン上で行われました。

シンポジウムの主催者である小野正樹教授が趣旨説明を行い、日本語教育という点で筑波大学と関係の深いカザフ国立大学、ウズベキスタン国立世界言語大学、カイロ大学、ベトナム国家大学ホーチミン市師範大学の代表者から開催の祝辞が述べられました。カザフ国立大学からはBurkitbayev第一副学長が祝辞を述べました。

基調講演では、新型コロナウイルスの蔓延以降の日本社会を取り巻くオンライン教育の難しさについて、Andrej Bekesh名誉教授(リュブリアナ大学)が講演されました。その上で、カザフ国立大学の二ノ宮崇司コーディネーターが「カザフ国立大学と日本の大学との共同教育体制の構築」ということで、話題提供をしました。当日、約80名の日本語教育関係者がこのシンポジウムに参加しました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/24133/

(文責:二ノ宮崇司)

キャンパス・イン・キャンパス(CiC)教育運営会議をオンラインで開催

2020.11.09

2020年11月9日、CiC 教育マネージメント会議が行われました。会議には、筑波大学、カザフ国立大学、グルノーブル大学、カリフォルニア大学アーバイン、マレーシア工科大学などの代表者が参加しました。

カザフ国立大学からはMussinova Assel (カザフ国立大学新型教育技術院所長)、二ノ宮崇司 (筑波大学アルマトイオフィス・コーディネーター) が参加しました。会議では、Mussinova所長が “Online courses in the educational process: development and integration into the discipline” と題して、カザフ国立大学のオンライン教育事情を説明しました。カザフ国立大学では、Zoom, Teams, KazNU Univerなどのオンラインプラットフォームが使われていますが、発表では、その中でも、Moocs.kzというシステムに焦点が当てられました。これはカザフスタンの30大学とロシアの2つの大学が構築してきたビデオ、課題、テストによる混合オンライン授業プラットフォームです。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/24134/

(文責:二ノ宮崇司)

「キャリアデザインコース」 アルマティオフィスの紹介

2020.11.04

筑波大学の「キャリアデザイン入門」という授業で、2020年11月4日、二ノ宮崇司 (筑波大学アルマトイオフィス・コーディネーター) が「海外で学ぶこと・働くこと:筑波大学アルマトイオフィスとのライブ中継」と題して、オンラインで筑波大学の約100名の学生に対して、カザフスタン、アルマトイオフィスの活動、カザフスタンの社会・大学における新型コロナウイルス感染症の影響などについて説明しました。

また当日、カザフ国立大学のSailau Khakim (学部2年生) とUmeshova Meryert (修士1年生) が日本語を勉強したきっかけ、自分の将来像について語ってくれました。筑波大学の学生からは、「現地語 (カザフ語) をどうやって勉強したのか?」、「ホームシックにかかったらどうずればよいのか?」といった質問が寄せられました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/24136/

(文責:二ノ宮崇司)

「第7回国際キャンパス・イン・キャンパス理事会」オンラインで開催

2020.10.21

2020年10月21日、筑波大学主催のCiC オンライン会議が行われました。会議には、筑波大学、カザフ国立大学、国立台湾大学、サンパウロ大学、ユトレヒト大学、グルノーブル大学、オハイオ州立大学、ボーフム大学、カリフォルニア大学アーバイン、マレーシア工科大学の代表者が参加しました。カザフ国立大学からはMukhambetkali Burkitbayev (第一副学長)、Zhaniya Abdyman (国際室)、二ノ宮崇司 (筑波大学アルマトイオフィス・コーディネーター) が参加しました。

会議では、新型コロナウイルス発生以降の筑波大学におけるVirtual research unit、Virtual student exchangeプログラム、産学連携の取り組みが紹介されました。Virtual student exchangeプログラムの説明で、カザフ国立大学から11名の学生がこの10月からオンライン留学という形で、筑波大学の日本語科目、英語科目を取っていることが紹介されました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/24132/

(文責:二ノ宮崇司)

研究者マッチングプロジェクト

2020.09.29

2020年9月29日、30日、Tsukuba Global Science Weekの一環として、Researcher Matching Projectがオンラインで行われました。これはCampus-in-campusにおける共同研究促進のための取り組みです。参加者は3つの質問を書いて、自分の研究分野に関心をもってもらい、共同研究者を探すというイベントです。カザフ国立大学からは、東洋学部、物理学部の教員が参加しました。残念ながら、カザフ国立大学の参加者はわずかでした。しかし、参加者からは、「大変良いプロジェクトであるため、カザフ国立大学内での宣伝をしっかりして、このプロジェクトへの参加者を増やしていきたい」という意見が出ました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/24130/

(文責:二ノ宮崇司、Yem Natalya)

カザフスタンで日本語オンラインスピーチコンテストを開催

2020.09.05

2020年9月5日、カザフスタン日本語教師会、在カザフスタン日本国大使館、カザフ国際関係外国語大学の共催のもと、第22回カザフスタン日本語弁論大会が開催されました。

本大会は2020 年 2 月 29 日に実施予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、ビデオ審査という形で開催することとなりました。カザフ国立大学、カザフ国際関係外国語大学、ユーラシア国立大学、市川アルマティ教室、カザフスタン日本人材開発センターの学生11名が大会に参加し、日本語でスピーチを行いました。

一位はMusayeva Yasminaさん(カザフスタン日本人材開発センター)の「自分だけの道がある (My own way)」、二位はTleimurat Azamatさん(カザフ国際関係外国語大学)の「力を与える日本語 (Japanese langauge empowers me)」、三位はZhumatayeva Azizaさん(ユーラシア国立大学)の「日本での発見(Discovery in Japan)」、四位はZhunis Farizaさん(カザフ国立大学)の「みんなが知っている (Everyone knows)」、五位はNurlan Aydanaさん(カザフ国立大学)の「天才は1%のひらめきと99%の汗 (Genius is one per cent inspiration and ninety-nine per cent perspiration)」でした。筑波大学は協賛という形で、弁論大会の参加者に景品を提供しました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/24137/

(文責:二ノ宮崇司、Borankulova Samal)

キャンパス・イン・キャンパス(CiC)パートナー、オンライン実務者会議を開催

2020.06.25

2020年6月25日、筑波大学主催のCiC オンライン会議が行われました。会議には、筑波大学、カザフ国立大学 (Al-Farabi Kazakh National University)、オハイオ州立大学 (Ohio State University)、グルノーブル大学 (University of Grenoble Alpes)、ユトレヒト大学 (Utrecht University)、ボーフム大学 (Ruhr-Universität Bochum) の6大学が参加しました。

カザフ国立大学からはSmailova Aizhan(第一副学長代理)、Zhaniya Abdyman (Office of International Program)、二ノ宮崇司(アルマトイオフィス・コーディネーター)が参加しました。会議では、新型コロナウイルスに対する各大学の物理的あるいはサイバー上の対策、今後の教育方針(例えば、バーチャル留学、コースジュークボックスの活用)、そして今後の研究方針(例えば、2020年9月のTsukuba Global Science Week 2020。バーチャル研究ユニット)などが話し合われました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/24129/

(文責:二ノ宮崇司)