筑波大学内に「アルファラビセンター」を開所

2020.12.22

2020年12月22日、筑波大学内においてAl-Farabi Centerの開所式が行われました。2007年にカザフ国立大学と筑波大学の間で学術交流協定結ばれ、両大学間の教育、研究、文化交流が始まりました。2019年には、Campus-in-campusプログラムの協定が結ばれました。そのプログラムのもと、カザフ国立大学のオフィスが筑波大学内に設置されることになりました。カザフ国立大学はこのオフィスをAl-Farabi Centerとして活用し、東洋の偉大な思想家であるAl-Farabiの思想に従って、両大学間の教育・研究交流を発展させることを目指しています。

開所式では、筑波大学の永田恭介学長、駐日カザフスタン大使館Yerlan Baudarbek-Kozhatayev大使、アルファラビ・カザフ国立大学のGalimkair Mutanov学長が祝辞を述べました。Mutanov学長からは「アブー・ナスル・アルファラビの生誕1150周年という節目にAl-Farabi Centerを開設できたことをうれしく思う」という発言がありました。

テープカット・セレモニーの後、カザフ国立大学のAliya Massalimova哲学・政治学部長が「アブー・ナスル・アルファラビと人類の知恵に対する彼の貢献」というテーマで講演を行い、Mukhambetkali Burkitbayev第一副学長が閉会の辞を述べました。

https://www.kaznu.kz/en/21192/news/one/24139/

(文責:二ノ宮崇司、Borankulova Samal)