「2016年ドイツ留学フェア」および「第36回ドナウの会」が筑波キャンパスにて開催されました

2016.10.26

2016年10月26日、筑波大学ボンオフィスと日独学生交流会(Baumkuchenの会)共同主催により、「2016年ドイツ留学フェア」及び「第36回ドナウの会」が筑波キャンパスにて開催されました。本年度のフェアは、筑波大学グローバル・コモンズ機構及びドイツ学術交流会(DAAD)東京事務所の後援を受けました。
ドイツ留学フェアは、ドイツの大学への留学を本学学生に呼びかけ、情報提供することを目的として、毎年開催されています。また、ドイツ留学フェア終了後の「ドナウの会」は30年以上にわたって毎年行われている恒例行事で、ドイツ語を学んだりドイツ語圏の文化や社会を研究対象としたりする人は勿論、ヨーロッパに関心のある人やドイツからの留学生と知り合いたいと思う人にとっても貴重な交流の場となっています。

本年度のフェアは、ボンオフィス所長の相澤啓一先生の司会により行われました。相澤先生の開幕のご挨拶の後、DAAD東京事務所広報・マーケティング部のラウラ・ブレーケン氏より「なぜドイツに留学するか」と題して、ドイツ留学のメリットや奨学金制度について日本語で紹介がなされました。

その後、ボン大学、ベルリン自由大学、ケルン大学、ハレ大学及びバイロイト大学からのドイツ人留学生11名、および彼らの日本滞在中のチューターである筑波大学の学生10名が、各大学について紹介しました。ドイツ人留学生は、流暢な日本語で、母校の勉強環境や学生生活などについて、さらには母校のある街や州の歴史や文化などについて、写真やドイツから持参したさまざまな資料などを用いて生き生きと説明してくれました。また、ドイツ留学の経験者である筑波大学の日本人学生も、留学生とチームを組み、自らのドイツ留学体験談を語りました。ドイツやドイツ留学の魅力が本イベントの来場者に直接伝わったことでしょう。ドイツ関係ではこの夏から新たにボーフム大学とデュッセルドルフ大学が協定校として加わり、開催にあたってこれらの大学からは資料提供などのご協力をいただきました。本学からのドイツ留学者数は次第に増えつつあり、近年は10名を超えるようになっており、さらに多くの学生が大学間協定を利用した留学によりさらに充実した学生生活を送ることが期待されます。

引き続き行われたドナウの会も例年どおり、参加者がハム、ワイン、パン等を味わいながら、交流と歓談を行いました。最後に、ボンオフィス副所長の阿部淳一ピーター先生、また、ドナウの会創設メンバーのお一人で12個のオリンピック・メダル(その内8個が金メダル)所持者として有名な加藤澤男先生が閉幕の挨拶をされました。来年も多数のご参加をお待ちしております。

なお、本学からのドイツ留学についての情報は、下記URLに掲載されています。
http://www.germanistik.jp/austausch/frageundantwort.html

また、本イベントについてはDAADのホームページにも記事が掲載されており、DAADの奨学金プログラムへのURLも数多く紹介されていますので、ご関心のある方々はぜひこちらもご参照ください。
http://tokyo.daad.de/wp/2016/11/