JAPAN WEEK(カザフ国立大学) 2019

2019.03.04

「日本週間」はカザフ国立大学の日本語学習者が日頃勉強している日本語のレベルを上げるために、そして日本人と交流をするために、同大学の日本語講座が毎年企画しているイベントです。本年度は2019年2月19日-3月4日に実施しました。

第21回カザフスタン日本語弁論大会

2019.03.02

2019年3月2日、カザフ国立大学東洋学部において、第21回カザフスタン日本語弁論大会が開催されました。カザフ国立大学、カザフ国際関係外国語大学、ユーラシア国立大学、市川日本語学校、カザフスタン日本人材開発センターの学生14名が大会に参加し、日本語でスピーチを行いました。

https://www.kaznu.kz/en/3/news/one/15970/

東洋学オリンピック2018

2018.03.29

2018年3月29日、30日に、カザフ国立大学東洋学部主催のもと「東洋学オリンピック2018」が開催されました。

カザフスタンの大学の東洋学部で東洋諸国(例えば、トルコ、インド、中国、韓国、日本)の社会、歴史、文化を学んでいる学生が日頃の勉強の成果を示す場として、東洋学オリンピックが毎年開催されます。参加学生には日本の歴史、社会、政治、経済に関するペーパーテストが出され、その点数の上位者がプレゼンを行います。カザフ国立大学2年生のKuatova Khanymaiさんは「日本の地震対策」というテーマで発表を行い、2位になりました。成績優秀者には賞状だけでなく、大学、企業、大使館などから賞品も贈られました。筑波大学も「東洋学オリンピック2018」に協賛という形で日本語部門の成績優秀者にノベルティを提供しました。

(文責 二ノ宮崇司、Kadikova Samal)

2018年ロシア語研修 2018

2018.03.11

本学の学生4名が2018年2月17日~3月11日の期間、カザフ国立大学準備学部でロシア語研修を受けました。このロシア語研修は2015年以来毎年行われています。極東学科では準備学部でのロシア語学習以外にも、幾つかのイベントを企画しました。本研修中に用意された行事は以下の通りです。

  • 市外観光ツアー:アルマティ郊外での乗馬体験。
  • 日本センターでの学生交流:日本センターで日本語を勉強している学生達との交流かいに参加しました。
  • カザフスタン連続講義:カザフ国立大学Axapov Yerlan准教授によるカザフスタンの環境問題、Shadayeva Madina上級講師のカザフ語、Borankulova Samal上級講師によるカザフの伝統文化についての講義を受講しました。
  • カザフ人家庭へのホームステイ:一般的なカザフ人の家庭の生活を体験しました。

研修最終日には、極東学科のYem Natalya学科長より研修修了の証書が学生たちに授与されました。

(文責 二ノ宮崇司、Borankulova Samal)

JAPAN WEEK 2018 IN カザフスタン

2018.03.09

カザフ国立大学東洋学部は学科ごとに文化週間を設けています。極東学科は「日本週間」を2018年3月9日-2018年3月16日に実施しました。各イベントの内容は以下の通りです。

  • 3月9日:オープニングセレモニー。第4回国際学生フォーラム(筑波大学とカザフ国立大学の学生が異文化理解について発表した)。
  • 3月12日:日本の食文化デー(カザフ国立大学の学生におにぎりの作り方を指南した)。
  • 3月13日:日本留学体験(日本の大学に留学した学生が北海道大学、筑波大学での経験について語った)。
  • 3月14日:中央アジア日本研究セミナー(筑波大学の教員による講演、研究発表、北海道大学の教員によるセミナーが行われた)。
  • 3月15日:タムガリへのエクスカーション(文京学院大学とカザフ国立大学の学生がユネスコの世界遺産の一つであるタムガリ遺跡を散策した)。
  • 3月16日:学生フォーラム(文京学院大学の学生はシルクロードについて、カザフ国立大学の学生はカザフのスポーツ、伝統文化について紹介した)。

(文責:二ノ宮崇司、Kadikova Samal)

第4回国際学生フォーラム

2018.03.09

2018年3月9日、カザフ国立大学東洋学部棟において、第4回国際学生フォーラムが行われました。同フォーラムでは、これまでに外国語学習方法、ジェンダーの問題、社会問題が取り扱われましたが、今年は «Стереотипы восприятия и предрассудки в межкультурной коммуникации»(異文化理解、ステレオタイプ)をテーマとしました。発表グループは以下の通りです。

  1. 有野航太(筑波大学比較文化学類2年)、髙野日向子(比較文化学類1年生)「ステレオタイプの一般的特徴」
  2. 大久保美祈(生物学類1年)「日本人の性格」
  3. 冨樫知聖(生物学類1年)「日本人のカザフスタンに対するイメージ」
  4. Umeshova Meruert(カザフ国立大学東洋学部3年)、Kanapiya Aitolkyn(同左)、Nurlan Nadira(同左)、Rozagyl Yussupova(同左)「最近の日本、伝統の日本」
  5. Moshkal Madina(同上)「日本での経験」

各発表後にグループごとに話し合い、日本またカザフスタンについて次のようなイメージが出されました。

  • カザフスタンと日本はお互いのことをよく知らない。
  • カザフ人は時間にルーズである一方、日本人は時間通りというイメージ。
  • カザフ人は自己主張が得意な一方、日本人は苦手というイメージ。
  • 日本人は働きすぎというイメージ。
  • カザフ人のカザフスタンに対するイメージとして、国土に遊牧民がいるというものがある。しかし実際にはいない。
  • 日本人が思っていたイメージとして、アルマティはそれほど発展していないというものがあった。しかし来てみて予想以上に町が発展していた。

(文責 二ノ宮崇司、Borankulova Samal)

第2回 筑波大学・カザフ国立大学オンライン・カンファレンス

2018.01.26

2018年1月26日18:00~19:00(カザフ時間15:00~16:00)、筑波大学アルマトイ・オフィス主催のもと、「筑波大学・カザフ国立大学オンライン・カンファレンス」が実施されました。2016年12月に行われたオンライン・カンファレンスに続き、第2回目の開催となりました。カザフ国立大学のYem Natalya極東学科長、筑波大学の小野正樹中央アジア事務所長による挨拶に続き、カザフ国立大学の若手教員と筑波大学の大学院生が研究発表を行いました。カンファレンスの発表者と発表テーマは以下の通りです。

  1. Dairova Aizhan(Assistant, KazNU )“カザフスタン人の謝罪のイメージ”
  2. Kadikova Samal(Senior Lecturer, KazNU)“漫画翻訳におけるDomesticationとForeignization”
  3. Toru Iwasaki(Graduate student, University of Tsukuba)“観光日本語における非母語話者の配慮表現:日本語母語話者と対照して”
  4. PeiHsun WU(Doctoral student, University of Tsukuba )“アスペクト研究としての日本語補助動詞について”

The online conference is a good opportunity for KazNU’s faculty members to learn Academic Japanese skills.

(文責 二ノ宮崇司、Kadikova Samal)

モスクワ国際学生弁論大会

2017.10.30

2017年10月28日(土)、モスクワのロシア国立中央図書館講堂において、第 30 回モスクワ国際学生日本語弁論大会が開催されました。ロシア、トルクメニスタン、アルメニア、キルギス、カザフスタン、ベラルーシ、アゼルバイジャン、モルトバ、タジキスタン、ウズベキスタンからの大学生が日本語でプレゼンを行いました。カザフスタンからは、昨年までアルマティの日本センターで日本語を学び、現在カザフ国立大学東洋学部日本語講座に所属しているMukanova Alimaさんが発表しました。また引率教師として、国際交流基金の瀬川綾子専門家とカザフ国際関係外国語大学のMedeya Andarbayeva講師も大会に参加しました。弁論大会の入賞者は以下の通りです。

  1. Madiboev Nozimdzhon(タジキスタン)「紙切れに支配されないで」
  2. Rybakova Diana(ベラルーシ)「不滅の人間」
  3. Alizade Khalida(アゼルバイジャン)「マイケル・ジャクソン」
  4. Mirzatillaeva Zulfizar(ウズベキスタン)「じゃ、行きましょう!」
  5. Attokurova Mehriban(キルギス)「千羽鶴が叶えてくれた願い」
  6. Mukanova Alima(カザフスタン)「私の人生を動かす力」

(文責:二ノ宮崇司、Kadikova Samal)