大根田修国際担当副学長が在チリ日本国大使館およびチリの大学を訪問

2025.11.20

2025年11月13日(木)大根田 修 副学長(国際担当)が在チリ日本国大使館を訪問し、曽根 健孝駐特命全権大使を表敬しました。
懇談では、本学の礒田 正美特命教授による算数教育改善プロジェクトや、日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業 南米地域(Study in Japan)プロジェクト、本学とチリ大学とのこれまでの学術交流実績などについて情報交換を行い、チリにおける日本留学の促進や、教育・研究分野での日智間協力の可能性について意見交換を行いました。そのうえで、今後、チリの大学と本学との研究・教育交流を一層推進するとともに、Study in Japanプロジェクトの円滑な実施に向けて、継続的に情報交換を行っていくことで合意しました。

また同日に、大根田副学長は、カトリカ大学(Pontificia Universidad Católica de Chile)国際担当副学長のMaria Montt教授と面談し、学生・教職員交流、共同研究、共同教育プログラムの展開など、今後の具体的な学術交流の方策について議論しました。さらに、大根田副学長はチリ大学の国際室も訪問し、これまでの連携実績をふまえつつ、両大学間の協力関係のさらなる発展に向けて、教育・研究交流や学生交流拡大の可能性について意見交換を行いました。

今回の一連の訪問を通して、チリの大学との教育および研究交流が一層活発になり、筑波大学が推進するStudy in Japanプロジェクトの展開にも大きく寄与することが期待されます。

在チリ日本国大使館訪問時の記念写真
在チリ日本国大使館:Study in Japan コーディネーターGiancarlo Carmelino (左端)、大根田修国際担当副学長(中央左)、曽根 健孝駐チリ日本国特命全権大使(中央右)、福重瑞穂南米地域責任者(右端)
カトリカ大学訪問記念写真
カトリカ大学:Maria Montt教授・カトリカ大学国際担当副学長(中央右)
チリ大学訪問時の記念写真
チリ大学国際室


コロンビア・ペルーにて留学フェアおよび現地機関との交流イベントを開催

2025.11.4-9

2025年11月4日(火)~9日(日)、南米スペイン語圏のコロンビアおよびペルーにおいて、筑波大学主導の「日本留学促進プロジェクト(南米地域)」の一環として、留学フェア・大学/高校訪問・企業説明会を実施しました。いずれの会場も昨年を大きく上回る学生・保護者の参加があり、南米における日本留学への関心の高まりが鮮明に示されました。

 

コロンビア(ボゴタ市)

11月5日に開催されたロスアンデス大学日本センターでの留学フェアには、約350名の学生が来場し、会場は終始熱気に包まれました。

前日の高校訪問(The English School/Gran Bretaña School)でも、日本留学プログラムや奨学金制度に対して多数の質問が寄せられ、進路選択として日本を検討する生徒が増えている様子が見られました。

開会挨拶では、ロスアンデス大学関係者が、「日本の高等教育はキャリア形成において大きな可能性を提供する」と述べ、南米と日本の教育交流の発展に期待を寄せました。

The English Schoolでの高校訪問の様子

 

ロスアンデス大学日本センターでのプレゼンテーションの様子
ロスアンデス大学日本センターでの留学フェアの様子

ペルー(リマ市)

11月7日には、ペルーでトップクラスの名門大学であるカトリカ大学(PUCP)にてミニ留学フェアが開催され、来場者は約300名に達しました。

大学側が急遽椅子を追加するほどの盛況となり、立ち見が出る場面もあるほど参加者の熱意が見られました。

 

続く11月8日のペルー日系人協会(APJ)会場での留学フェアには約300名が来場し、翌日11月9日の同ペルー日系人協会(APJ)での留学フェアでは、750-800名の学生・保護者が来場し、今年最大規模のイベントとなりました。参加機関は多岐にわたり、PRONABEC(国家奨学金制度機関)、在ペルー日本大使館、JICA、日本語講座機関など多数の団体が登壇・出展し、日本留学制度・奨学金・就職支援など幅広いテーマが取り上げられました。

 

会場では、日本留学への関心を象徴するエピソードも生まれました。

首都リマから約100km離れたMALA地域に住む学生が交通の都合で参加できないことを知った叔父が「姪に情報を届けたい」と単身で来場し、熱心に相談を受けていたとのことです。現地スタッフからも、「フェアへの関心の高さを象徴する出来事」として紹介されました。

 

企業説明会・産学連携

現地で実施した企業説明会では、日本留学とキャリア形成の結びつきについて、日本企業の視点から紹介が行われました。

コロンビアでは、Toyota Tsusho de Colombia の Heidi Muñoz 氏、Marubeni-Itochu Steel の Andres Osorio 氏、Automotores Toyota Colombia の Juan Francisco Vega Baquero 氏が登壇し、日本留学経験者の強みや企業が求める能力について発表しました。

ペルーでは、Mitsubishi Perú の Gisselle Isa 氏および Panasonic Perú の Augusto Miranda 氏が、日本企業で評価される人材像や南米と日本をまたぐキャリア形成の可能性について紹介しました。

 

今回の南米訪問では、コロンビア:11月4日 高校訪問50名、11月5日 ロスアンデス大学350名 ペルー:11月7日カトリカ大学300名、11月8日ペルー日系人協会(APJ)250名、11月9日750-800名 と、いずれも前年を大きく上回る結果となりました。

相談ブースには行列が途切れず、資料を手にした学生が次のセッションも続けて参加する姿が多く見られるなど、南米地域における日本留学の認知・期待・熱意の高まりが顕著でした。筑波大学は今後も、現地教育機関・大使館・日系企業・政府奨学金機関と連携し、南米地域における日本留学のさらなる推進と学生支援に取り組んでまいります。

 

カトリカ大学でのプレゼンテーションの様子
11月8日ペルー日系人協会(APJ)での相談ブースでの様子
11月9日ペルー日系人協会(APJ)での相談ブースでの様子


筑波会議2025にて「Brazil-Japan Partnerships: From Collaboration to Co-Creation」を開催

 

2025.10.03

 

10月1日から3日間にわたって、つくば国際会議場にて筑波会議2025が開催されました。

筑波会議は、世界から産官学の優秀な人材が集まり、「社会と科学技術」の諸課題について議論し、ネットワークを形成する国際会議です。本学はブラジルから、ブラジル日本文化福祉協会名誉会長である石川レナト氏をお招きし、10月3日に「Brazil-Japan Partnerships: From Collaboration to Co-Creation」と題したセッションを開催しました。石川氏は長年にわたりブラジルと日本との学術・福祉・文化交流の推進に尽力され、筑波大学および筑波会議に対しても多大なるご支援とご協力を賜っております。

セッションでは大根田 修 副学長(国際担当)、小田 竜也 附属病院副病院長、株式会社サザコーヒー 鈴木 太郎 代表取締役社長、福重 瑞穂 南米地域拠点長、秋山 肇 人文社会系助教による発表・報告が行われました。

本セッションは石川氏のスピーチと永田学長のスピーチにより締めくくられ、本学とブラジルとの友好関係と協力関係、発展的関係性について述べられました。石川氏へは尾川 明穂芸術系准教授による「通天」の書が記念として贈られ、和やかな空気のまま、幕を閉じました。
今後の本学と地域の企業およびブラジルの関係大学・機関の一層の連携、推進が期待されます。

日本文化福祉協会名誉会長 石川 レナト氏のスピーチの様子

永田 恭介 学長のスピーチの様子

集合写真

中央手前:永田 恭介 学長と石川 レナト氏

 

ブラジル(マナウス市及びサンパウロ市)にて留学フェア及び現地教育研究機関との交流イベントを開催

2025.09.12~09.16

2025年9月12日(金)~9月16日(火)に、ブラジルのアマゾナス州マナウス市及びサンパウロ州サンパウロ市にて、日本留学フェア及び現地教育研究機関との交流イベントを開催しました。

この留学フェアは、筑波大学が文部科学省より受託している「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業(南米地域)」の活動の一環として、日本の高等教育機関などに広く声掛けをして実施したもので、日本から計20大学2機関が資料の展示・配布を行いました。この内、10大学1機関から教職員が現地に赴き、ブラジルの学生および保護者に日本留学についての説明を行いました。本学からは小金澤 禎史 南米副拠点長および大庭 良介 JV-Campus運営委員会委員長が筑波大学およびJV-Campusについて説明を行いました。その他、在マナウス日本国総領事館、在サンパウロ日本国総領事館、国際交流基金、JICA、ブラジル現地機関であるアマゾナス連邦大学、西部アマゾン日伯協会、AMEOJAPÃO、ASEBEX(日本留学研修員ブラジルOB会)が奨学金制度・日本留学制度・留学生活について説明を行い、大変充実したフェアとなりました。

9月12日(金)と9月13日(土)は、ブラジル北西部最大の都市マナウスにて日本留学フェアを開催しました。マナウスへは戦前、多くの日本人が移住し、現在、約40社もの日系企業が進出しており、今回初めてマナウスで留学フェアを開催しました。9月12日にはアマゾナス連邦大学で、9月13日は西部アマゾン日伯協会でフェアを開催し、それぞれ、約300人、約400人の参加がありました。両会場ともに、各個別相談ブースには相談待ちの列ができ、和やかながらも賑やかな留学フェアとなりました。なお、アマゾナス連邦大学でのフェアは現地メディアによる取材を受け、フェアの様子が現地で放送されました。

アマゾナス連邦大学でのフェアの様子

西部アマゾン日伯協会でのフェアの様子

2025年9月14日(日)は、ジャパン・ハウス サンパウロにて日本留学フェアを開催しました。ジャパン・ハウス サンパウロは、外務省が世界3都市に設置した戦略的対外発信拠点の一つで、本学とは2023年に学術交流協定を締結しています。フェアには1,500名を越える来場があり、会場は大変な熱気に包まれました。フェアの様子はYou Tubeでもライブ配信され、好評を博しました。

また、2025年9月15日(月)にはサンパウロ市内にある2校の高校を訪問し、ミニフェアを開催しました。

ジャパン・ハウス サンパウロでのフェアの様子

2025年9月16日(火)は、ジャパン・ハウス サンパウロにて現地教育研究機関との交流イベントを開催しました。日本からはオンライン参加の2大学を含む5大学2機関が、ブラジルからは4大学1機関が日伯の大学の国際化およびバーチャル型国際教育に関する発表を行い、その様子はブラジルの教育機関にライブ配信されました。これを機に、今後の日伯の大学間交流が更に進展することが期待されます。

 

交流イベントの様子

 

ペルー日系人協会(APJ)Jorge Igei会長が永田学長を表敬訪問

 

2025.7.31

 

7月31日、ペルー共和国・ペルー日系人協会(APJ)ホルヘ・イゲイ会長が筑波キャンパスを訪問され、永田 恭介 学長、大根田 修 副学長(国際担当)、平松祐司 筑波大学附属病院長/副学長・理事(医療担当)、福重 瑞穂 南米地域拠点長、小野 正樹 グローバルコミュニケーション教育センター長、遅野井 重雄 名誉教授、岩見早苗 国際室担当課長と懇談されました。

懇談では、協会の運営するセンテナリオ・ぺルアノ・ハポネサ病院と筑波大学との医療交流や11月にAPJで開催予定の日本語教師セミナー・ワークショップ等について意見が交わされました。
ペルー日系人協会(APJ)と本学との今後の具体的な交流が期待される訪問となりました。

 

表敬集合写真(中央:ペルー日系人協会(APJ)ホルヘ・イゲイ会長)

 

懇談の様子

 

 

 

 

本学学生がブラジルで法を通じた国際交流・国際会議参加

 

2025.8.16

 

2025年8月11日から8月15日にかけて、本学人文社会系の秋山肇助教引率のもと、本学 社会・国際学群 社会学類、グローバル教育院 地球規模課題学位プログラム(学士)学生がブラジルのサンパウロ、ブラジリアにて研修を実施しました。本研修は、連邦高等裁判所(STJ)、第三地区連邦地方裁判所、在ブラジル日本国大使館、在サンパウロ日本国総領事館、JAPAN HOUSE、サンパウロ大学をはじめとする現地機関の協力のもと、人権・環境・AIなどのテーマを中心に、法の視点から現地学生との共修や、現地関係者との交流、国際会議の参加を目的として行われました。

サンパウロでは、在サンパウロ日本総領事館の清水亨総領事を表敬訪問し、学生の問題意識に関する意見交換が行われ、和やかな雰囲気の中で交流が進みました。その後JAPAN HOUSEを訪問し、ブラジルでの日本への関心の高さに触れる機会となりました。また第三地区連邦地方裁判所を訪問し、カルロス・ムタ裁判所長との懇談や法廷・展示室の見学を通じて、ブラジル司法制度への理解を深めました。本学教員・学生の訪問は、第三地区連邦地方裁判所のウェブサイトでも紹介されました。

サンパウロではまた、本学のCampus-in-Campus (CiC)パートナーであるサンパウロ大学に訪問し、同大学二宮正人名誉教授の仲介のもと、法学部生とのディスカッションを通じて、法や社会問題に関する意見交換が行われました。筑波大学の学生は英語で積極的に発表を行い、異文化間の理解を深める貴重な機会となりました。さらにサンパウロ大学で行われた秋山助教らの講演にも参加し、同大学学生の質疑応答から学ぶ機会にもなりました。

ブラジリアでは、STJにて開催された第1回STJ日伯法会議(1st Brazil-Japan Law Congress)に参加しました。同会議では「気候変動、環境と人権」「AIガバナンス」などのテーマについて議論が行われ、秋山助教は「Climate Change, Environment, Migration and Human Rights」と題した発表を行いました。学生も会議に参加し、昼食や記念撮影にも加わるなど、貴重な経験を積みました。また同会議発表者とともに連邦議会の特別見学ツアーに参加し、ブラジルの立法制度や議場の構造などについて学びました。

本学からブラジルに渡航して学生や現地関係者との交流、会議に参加したことについて、多くの現地関係者から高い評価をいただきました。本学は2025年1月にサンパウロ大学で開催された第一回日伯学長会議を共催しており、今後も日本とブラジルの学術交流を推進していくことが期待されています。

 

【在サンパウロ日本国総領事館の清水亨総領事とともに】

 

【サンパウロ大学法学部にて二宮正人名誉教授とともに】
【サンパウロ大学学生との交流後に】
【秋山助教による第1回STJ日伯法会議での発表】
【第1回STJ日伯法会議後にヘルマン・ベンジャミンSTJ長官ともに】

 

 

 

 

第26回サンパウロ(ブラジル)日本祭りにて日本留学フェアを開催

2025.07.11~07.13

2025年7月11日(金)~7月13日(日)に、ブラジルの第26回サンパウロ日本祭りにて日本留学フェアを開催しました。この留学フェアは、筑波大学が文部科学省より受託している「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業(南米地域)」の活動の一環として日本の高等教育機関などに広く声掛けをして実施したもので、今回のフェアでは本学を含む12大学が資料の展示・配布を行いました。

サンパウロ日本祭りは、世界最大級の日本祭りで、毎年、様々な文化・食などのイベントが開催され、日本の各都道府県の県人会などのブースも出展されます。今年度は3日間で約20万人が来場しました。この開会式には、本学の福重 瑞穂 南米地域拠点長が来賓として出席しました。会場には、開催中の大阪・関西万博を盛り上げようと公式キャラクターのミャクミャクも参加し、フェスティバルを盛り上げていました。

日本留学フェアのサンパウロ日本祭りへは2016年以降継続して出展して、実績を積み重ねています。今年度の日本留学フェアブースへは、3日間で昨年度の規模を上回る1,000名越えの来場者がありました。また、本留学フェアに先立ち、6月11日(水)と14日(土)には在サンパウロ日本国領事館と共催でのオンラインフェアを、6月27日(金)には本学による単独でのオンラインフェア「Study in Japan Connect!」を実施し、現地の学生向けにプロモーション活動を展開しました。

サンパウロ日本祭りプレゼンテーションエリアでは、本事業の留学コーディネーターであるカナシロ アウヴァロ カツアキ氏が、3日間で計4回の日本留学説明会を実施しました。日本留学ブースには、6月のオンラインフェアの参加者を含む学生および保護者が遠方からも訪れ、本学 福重 南米地域拠点長、カナシロ コーディネーターをはじめとするスタッフが個別に留学相談に応じました。3日間を通して来場者は多く、昨年度にも増して日本留学への関心がブラジルの学生の中で高まっていることが肌で感じられるフェアとなりました。今後、ブラジルから日本への留学生数の更なる増加が期待されます。

サンパウロ日本祭りでの日本留学フェアブース

個別相談の様子

 

大阪・関西万博公式キャラクターミャクミャクとカナシロ コーディネーター

 

ブラジル・パラナ州科学技術高等教育事務局(SETI)が永田学長を表敬訪問

 

2025.6.3

 

6月3日、ブラジル パラナ州科学技術高等教育事務局(SETI)からパウロ・シュミット 国際アドバイザーが筑波キャンパスを訪問され、永田 恭介 学長、大根田 修 副学長(国際担当)、福重 瑞穂 南米地域拠点長、福田 直也 T-PIRCセンター長、岩見早苗 国際室担当課長と懇談しました。

 

パラナ州およびSETIと本学は、相互訪問を重ねながら、研究交流の推進に向けて連携を強化しており、今回のシュミット氏の訪問では、研究交流の推進に関しての更なる相互協力について、意見交換を行いました。

 

今後のさらなる交流が期待されます。

表敬集合写真
左から大根田 修 副学長(国際担当)、福重 瑞穂 南米地域拠点長、永田 恭介 学長、パウロ・シュミット 国際アドバイザー、福田 直也 T-PIRCセンター長

 

懇談の様子

 

 

 

 

 

ロスアンデス大学ヒメナ・ウルタド・プリエト研究・クリエーション担当副学長が本学を訪問

2025.05.27

 

2025年5月27日(水)ロスアンデス大学(コロンビア)よりヒメナ・ウルタド・プリエト研究・クリエーション担当副学長及び同大学日本センター文化代表のベッツィ・フォレロ・モントーヤ准教授が本学を訪問しました。学術及び研究協力の拡大を目的とした話し合いが午前と午後の2回に亘って行われ、最後に南米からの留学生との懇談会も行われました。

午前中の 教員との懇談では、 福重 瑞穂 南米拠点長、小金澤 禎史 南米副拠点長、HO Kiong医学国際連携委員長、サンドラ・プエンテス システム情報系 助教、太田 一陽 研究マネジメント室副室長が参加し、熱帯疾患やテクノロジーを活用した医療ソリューションに関する共通の関心事項についての議論が行われるとともに、研究連携の可能性が話し合われました。

午後の懇談では大根田 修 副学長(国際担当)、遠藤 靖典 副学長・理事(研究担当)らとリベラルアーツ教育、デジタル変革、科学外交や学生交流およびインターンシップなどについて幅広く話し合いが行われました。

本訪問は、現在筑波大学に在籍するロスアンデス大学卒業生 による学生交流セッションで締めくくられました。

今回の訪問を契機に、本学とロスアンデス学との相互交流のさらなる活発化が期待されます。

 

教員との懇談の様子
左から:小金澤南米副拠点長、HO医学国際連携委員長、ウルタド研究・クリエーション担当副学長、福重南米拠点長、モントーヤ准教授、プエンテス助教、ジャンカルロ・カルメリノUIA(ペルー担当)

 

副学長懇談の様子
左から4番目より:大根田副学長(国際担当)、ウルタド副学長、モントーヤ准教授、遠藤副学長(研究担当)

 

ロスアンデス大学からの留学生との懇談の様子

在東京ブラジル総領事館一行が筑波大学を訪問

 

2025.4.10

 

4月10日、在東京ブラジル総領事館からアンドレ・シェルモン・デ・リマ 総領事、ダニエル・コーレル・レイテ 代理領事、フラヴィオ・コヘア・ピント・バストス 副領事、藏貫 クラウディア 理奈 総領事補佐官が筑波キャンパスを訪問されました。

一行は、福重 瑞穂 南米地域拠点長らと面会し、在日ブラジル人の教育に関わる領事館の取り組みと、筑波大学が受託している文部科学省「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業(南米地域)」の活動との相互協力について意見を交わしました。

本訪問を通じて、ブラジルの若者に向けた日本の高等教育に関する情報提供の深化に向けて、ブラジルの関係機関との協力の活発化が期待されます。

 

懇談の様子
福重 瑞穂 南米地域拠点長 と
アンドレ・シェルモン・デ・リマ 総領事