ブラジル(マナウス市及びサンパウロ市)にて留学フェア及び現地教育研究機関との交流イベントを開催

2025.09.12~09.16

2025年9月12日(金)~9月16日(火)に、ブラジルのアマゾナス州マナウス市及びサンパウロ州サンパウロ市にて、日本留学フェア及び現地教育研究機関との交流イベントを開催しました。

この留学フェアは、筑波大学が文部科学省より受託している「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業(南米地域)」の活動の一環として、日本の高等教育機関などに広く声掛けをして実施したもので、日本から計20大学2機関が資料の展示・配布を行いました。この内、10大学1機関から教職員が現地に赴き、ブラジルの学生および保護者に日本留学についての説明を行いました。本学からは小金澤 禎史 南米副拠点長および大庭 良介 JV-Campus運営委員会委員長が筑波大学およびJV-Campusについて説明を行いました。その他、在マナウス日本国総領事館、在サンパウロ日本国総領事館、国際交流基金、JICA、ブラジル現地機関であるアマゾナス連邦大学、西部アマゾン日伯協会、AMEOJAPÃO、ASEBEX(日本留学研修員ブラジルOB会)が奨学金制度・日本留学制度・留学生活について説明を行い、大変充実したフェアとなりました。

9月12日(金)と9月13日(土)は、ブラジル北西部最大の都市マナウスにて日本留学フェアを開催しました。マナウスへは戦前、多くの日本人が移住し、現在、約40社もの日系企業が進出しており、今回初めてマナウスで留学フェアを開催しました。9月12日にはアマゾナス連邦大学で、9月13日は西部アマゾン日伯協会でフェアを開催し、それぞれ、約300人、約400人の参加がありました。両会場ともに、各個別相談ブースには相談待ちの列ができ、和やかながらも賑やかな留学フェアとなりました。なお、アマゾナス連邦大学でのフェアは現地メディアによる取材を受け、フェアの様子が現地で放送されました。

アマゾナス連邦大学でのフェアの様子

西部アマゾン日伯協会でのフェアの様子

2025年9月14日(日)は、ジャパン・ハウス サンパウロにて日本留学フェアを開催しました。ジャパン・ハウス サンパウロは、外務省が世界3都市に設置した戦略的対外発信拠点の一つで、本学とは2023年に学術交流協定を締結しています。フェアには1,500名を越える来場があり、会場は大変な熱気に包まれました。フェアの様子はYou Tubeでもライブ配信され、好評を博しました。

また、2025年9月15日(月)にはサンパウロ市内にある2校の高校を訪問し、ミニフェアを開催しました。

ジャパン・ハウス サンパウロでのフェアの様子

2025年9月16日(火)は、ジャパン・ハウス サンパウロにて現地教育研究機関との交流イベントを開催しました。日本からはオンライン参加の2大学を含む5大学2機関が、ブラジルからは4大学1機関が日伯の大学の国際化およびバーチャル型国際教育に関する発表を行い、その様子はブラジルの教育機関にライブ配信されました。これを機に、今後の日伯の大学間交流が更に進展することが期待されます。

 

交流イベントの様子