2026年10月8日、筑波大学は、アルイージオ・アウグスト・コトリム・セグラード学長を団長とするサンパウロ大学(USP)代表団を迎え、両大学の研究・教育協力のさらなる発展に向けた意見交換を行いました。
代表団には、USP国際室の学術協力担当副室長であるジュリアナ・デ・モラエス・レメ・バッソ教授及びUSP医学部図書館司書のヴァレリア・デ・ヴィリェナ・ロンバルディ氏が同行し、大学間協議に加え、本学キャンパスや附属病院、研究施設を視察しました。
本学紹介では、大根田修国際担当副学長と福重瑞穂准教授(中南米地域責任者)が、本学の研究上の強みや国際教育の取組、筑波研究学園都市との連携について説明しました。また、アービン・バルデラマ国際室専門業務職員(CiCコーディネーター)からは、キャンパス・イン・キャンパス(CiC)構想やシードファンドを活用した研究交流促進の取組が紹介されました。
その後、代表団は永田恭介学長を表敬訪問しました。会談では、セグラード学長が、学生が地球規模課題に取り組むためには国際化が不可欠であり、筑波大学はUSPにとって重要な戦略的パートナーであると述べました。両大学は、共同研究や学生交流、研究者交流のさらなる発展に向けて意見を交わし、研究資金の確保や相互に強みを生かせる分野での協力の具体化について議論しました。特に、農業や人工知能などの分野における連携の可能性が共有されました。
代表団はまた、平松祐司附属病院長を表敬訪問し、本学の医学関連プログラムや研究活動について説明を受けました。続いてリハビリテーション部門を視察し、患者の機能回復を支援するロボットスーツHAL(Hybrid Assistive Limb)を通じて、ロボット工学と医療の融合に関する先進的な取組への理解を深めました。
さらに、代表団は国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)を訪問し、柳沢正史機構長および望月貴年事務部門長から研究内容や施設について説明を受けました。意見交換では、CiCを活用した連携や外部資金の獲得、産学連携など、今後の協力の方向性について幅広く議論が行われました。
両大学は、今後も研究・教育交流を一層発展させ、持続的かつ実質的な協力関係の強化を進めていくことを確認しました。




