TGSW2026にて南米を対象としたStudy in Japan 10周年記念セッションを開催

2026.10.02

2026年10月2日、本学大学会館において、Tsukuba Global Science Week(TGSW)2026の一環として「南米を対象としたStudy in Japan 10周年記念セッション」を開催しました。日本留学促進事業の10年間の歩みを振り返るとともに、日本と南米の高等教育交流や大学間連携の今後の展望を共有し、学内外から30名が参加しました。

本セッションには、ブラジル日本文化福祉協会名誉会長の石川レナト氏と、サンパウロ大学法学部シニア・プロフェッサーの二宮正人氏をお迎えしました。大根田修国際担当副学長による開会挨拶、福重瑞穂准教授(中南米地域責任者)による趣旨説明、二宮氏による来賓挨拶に続き、福重准教授が事業の歩みと成果を紹介しました。2015年度にブラジルで始まった本事業は、ペルーにも拠点を設け、南米地域へと活動を拡大してきました。

続いて、カナシロ・アウヴァロ・カツアキ ブラジル担当コーディネーターとジャンカルロ・カルメリノ ペルー担当コーディネーターが、現地機関との連携や留学フェア、オンラインでの情報発信などの取組を報告しました。また、日本留学研修員ブラジルOB会(ASEBEX)のアレシャンドレ・スエヒロ・デ・パウラ・エ・シルバ会長と、ペルー日系人協会のロサ・ナカマツ会長からのビデオメッセージが上映されました。

石川氏による基調講演では、自身が若かった頃には日本留学に関する情報を得る機会が乏しかったことに触れ、Study in Japanの活動により、日本留学への認知が高まってきたとのお話がありました。

永田恭介学長は挨拶の中で、10年間の最大の成果は、大学や教職員、学生、地域社会との間に築かれた「信頼」であると述べました。また、2019年の日秘学長会議、2025年の日伯学長会議の初開催を挙げ、学生交流から幅広い大学間連携へと関係が発展してきたことを振り返り、今後は共同研究などへ協力の幅を広げていくことへの期待を示しました。

また、本学および石川氏とコーヒーを通じた交流のある株式会社サザコーヒーから、記念品(筑波大学とサザコーヒーが共同開発した筑波大学アリアンサエステートコーヒー)をご提供いただきました。

本学は、これまでに築いた信頼と人的ネットワークを基盤に、日本と南米をつなぐ拠点として、日本留学促進活動と教育・研究交流の一層の充実に取り組んでまいります。

福重中南米地域責任者によるセッション趣旨説明
大根田修国際担当副学長による開会挨拶
永田恭介学長による学長挨拶
石川レナトブラジル日本文化福祉協会名誉会長による特別講演での様子